M8はスライド標本をスキャンしてデジタル画像にする機能(バーチャルスライドスキャナ)とスライド標本を観察する機能(デジタルマイクロスコープ)を備えています。
貴重な標本を美しいデジタル画像で外付けのハードディスクに保存します。レンタル終了後も保存したデジタル画像をご⾃分のPCで観察できます。
学会発表・授業・会議等での活⽤に⼤変便利です。
【レンタル品構成】
● M8本体
● モニタ
● PC
● 1TB外付けHDD
● オリンパス社製20倍対物レンズ
※ レンタル終了後に1TB外付けHDDを無償提供いたします。
ただしデモレンタルでは無償提供いたしません。
【レンタル用途】
● スライド標本の保存と整理整頓
● デジタル標本を自由にPCモニタで観察
● 学生実験、授業、講義などで短期間の使用
● 学会、セミナーの発表にスライド標本をスクリーンや参加者のPCに転送
● 共同研究者との打合せをオンラインで行いたいとき
● 国際会議時のスライド標本の観察・打合せ
※ ソフトウェアは無料でダウンロードでき、デジタル標本を共有できます。
スライド標本は破損したり退色しますが、デジタル画像化により永久に画像としてPCに保存ができます。
またスライド標本なしで全体像から細部の拡大像まで観察できます。
● スライド標本そスキャンして焦点のあった高解像度の画像を独自の連結アルゴリズムによりつなぎ目のない美しいデジタル標本が得られます。
● 染色が薄い、厚みがあるなど焦点の調整が難しい標本でも、目的に応じて最適な焦点調整方法の選択ができます。
● 深さ方向に焦点を変えて撮影し、最も焦点の合っている画像からピクセルを抽出して画像を合成するフォーカス合成機能により、全エリアで焦点が合った1枚のデジタル標本を作成できます(マイクロスコープ機能においても同じ機能あり)。
M8の観察機能には、ライブモードとインスタントスキャンモードがあります。ライブモードではZスタック機能とフォーカス合成機能があります。
● ライブモードでは手動でステージを操作してスライド標本を観察できます。また焦点を変えた複数の画像を取得できます。
● インスタントスキャンモードでは観察している範囲を連続スキャンし、観察位置を移動するとその範囲を新たに連続スキャンしてその場で画像をつなぎ合わせます。一度スキャンした箇所は自由に拡大・縮小できます。1つの対物レンズで低倍率から高倍率まで観察できます。
● Zスタック機能は厚みや歪みがある箇所を観察する際、深さ方向に焦点を一定間隔(最小0.1 µm)で変えて画像を連続的に取得します。ピントの合った各深度の画像が観察できます。
● フォーカス合成機能は深さ方向に焦点を変えて撮影し、最も焦点の合った画像を合成します。
画像をクリックすると、プレシポイント社が提供するPreciCloudのページに移動しデジタル標本例の観察が行えます。
モデル名 | M8 |
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スライド枚数 | 標準サイズ: 2枚 または ダブルサイズ: 1枚 |
対応スライド | 26x76 mm(標準サイズ)、52x76 mm(ダブルサイズ) |
対応レンズ | Olympus: 20x(標準)、40x、60x(オプション) |
カメラ画素数 | 504万画素 |
閲覧ソフト機能 | 書き込み(アノテーション)、距離・面積の計測、カウント、色/コントラスト補正 |
寸法(WxDxH) | 30x45x40 cm |
重量 | 25 kg |